高3男子総勢7名は結局午前4時過ぎまでワイワイと楽しみ11時過ぎまで就寝。彼らを見ていて思い出したのが昭和47年の秋だった。登別高校3年B組の男子4名は小樽水族館にキャンプに行くべ、となったのだ。なんで小樽かといいますと、水泳部のA君の文通相手が小樽にいて、A君を通して文通相手の友人(今でも名前覚えているんだよね。美鈴ちゃん)も文通したいと言う事で、私にその相手の白羽がたち半年間位文通していたので、一度会いましょう、という事で小樽になった。
小樽駅で待ち合わせして並んで写真撮ったりした後に男子4人はバスで祝津に行き、水族館駐車場上あたりにテント設営。テントと言っても今風のものではなく、布地で前後に支柱立て左右はペグで張る、そんなオーソドツクスなテント。
夜になって雨と風が強くなり始め半端ない強い雨になってテントから沁み出し始め寝ていられる状態ではなくなった。正直大変怖かったのである。明るくなって這う這うの体でテントを濡れたまま(当然だよね)畳む。それでも雨は止んでいたからホント良かった。男子4人は札幌経由で無事に帰宅できたのだが、このキャンプの話しは同窓会で飲んだ時に話題にもならない話しで、多分、夫々に怖かった思いを恥ずかしい、と考えているのだろう・・私がそうだからね。今夜から湿った雪が降るみたいだ。いよいよだな。