個人的な思いは決勝のカードとしてみたかった、青森山田VS市立船橋。1対1でゲームを終え、延長は無くPK戦へと進む。イヤァ、実に心臓に悪いのである。北海道のお隣であり、親交ある黒石市の青森県勢への応援の気持ちは強いのだが、ここまでくると、どちらも負けるなの思いがある。結果、青森山田が決勝進出した。
準決勝の第二試合は、近江VS堀越。近江が有利にゲームを進める。後半3対0で45分経過してアディショナルタイム2分。46分も回り主審のホイッスルにも視線がいきがちな時、近江のペナルティエリアで際どいプレーが。
主審はホイッスルを吹き、ペナルティマークをサッと指す。既にアディショナルタイムは過ぎ、恐らくはこのプレーで終了ホイッスルと思った。スタジアムが静粛に支配される中、キッカーはペナルティマークに置かれたボールに視線を投げ、集中している。結構長く感じた、その時である。私の天邪鬼が囁くのである。「キックしなまま悠にアディショナルタイムが過ぎているのだから、ここで主審はゲーム終了のホイッスル吹きたい、と言う誘惑にかられないかな」と。で、さらにもしそんな事に成ったら、主審はフィルード内で観客席から雪崩込んできた観客に間違いなく袋叩きななっていただろうな。そんな状況を見てみたい、と思ったのも事実 笑
ペナルティキックは見事に決まり堀越は一矢報いた。ボールはセンターサークルに戻り、近江がキックオフしてここで始めて、ゲームセットのホイッスルが吹かれた。見ごたえあるゲームでした。