サウナに行くと様々な人間観察ができる。今日、サウナマットを敷いて露天風呂のある外のベンチで休んでいた。数歩分後にサウナから出て、露天風呂に入ってから浴室に移動した男性。
自身のマットを隣のベンチの上に置いていたのだが、勘違いして私の座っているマットを手をマットまで伸ばして取ろうし、そのマットは私のでは・・と。マットは施設で用意しているから、同じマットが2色ある。その男性が使用したモノと私が尻に敷いていたマットは同じ色。勘違いはあるが、男性がサウナから出てきた時は、既にベンチで休んでいたから、勘違いがしようもないのだが、そこが私たち人間の面白いところなのである。アチラのマットでしょ、と言ったら無言でソクサクとそのマットを回収してマット置き場に置いて浴室に。
1ヵ月くらい前、今日と同じ様にベンチで休んでいた。露天風呂には哲学者を思わせる風貌の男性。歳の頃は50代中ってとこ。3、4歳の男児とお父さんが露天風呂に。男児がタオルを浴槽に入れて遊び始めた。
哲学者が言う、タオルを入れてはダメだよ、と。その男性がサウナで一緒になった。少し混んでいて、上の席にいた一人が出た所の場所に下に座っいた哲学者が座ろうとして足を段にかけた時、上段にいた一人の若者が、先に入っていた方いますから、その方が先ですよ、と窘めた。
哲学者は特別不満な表情もせずに、下段に座り直して、足を斜めにして下段に置いた。間もなく1人が入ってこようとして、ドアを開けたが一杯と思い閉めようとした時、先ほどの若者が、詰めれば入れますから、と。哲学者、足を下ろして座り直した。
男児のタオルは咎めるが、己の行動にはだらしない、人の振りみて我が振り直せ、とは良く言ったものである。ハッキリと言葉にして仕切ってくれた若者。さしずめサウナ奉行であったのだ。
今夜は一年生議員幹事のお役目最後の宴が開かれる。改選後、この宴で先輩風を吹かしたい・・オットト、人の振り見ても治らないレベルだな 笑