同意案件

 この件は先に日を改めて述べたい旨をお伝えしています。私自身の整理の意味を兼ね、可決された今日、記録しておくことにしました。

 

 2019年、初めての本議会において、教育長同意案件が議題にありました。この時、新教育長の履歴詳細が記載された書類で各議員が判断し、賛否を示しました。※ 全会一致でした。

 

 今回もA4サイズの裏表に副町長の履歴が紹介されていました。ここまでは2019年となんら変わることはありません。本町では2019年以前、副町長は2名体制でしたが、2019年、現在の町長になって1名体制に戻しました。議会では副町長の1人を民間からの採用を行い2名体制が理想と考えていた様です※ 議会が人事案件に対し議決は出来ますが、議案の上程はできない当たり前のことですからね。

 

 1名体制から2名体制に戻すにあたり、町長は山積する多くの課題、大型財政投資を今後迎え、より効率よく行政を推進させるため、2名体制が必要と判断、としています。尤もな事です。しかしながら、そうした重要な時期を今後迎えるにあたり、従来の慣例に従ったA4履歴記載で済むのですか?

 

 ここなのですよ。まして新たな副町長は国税局をスタートに税務関係の官僚です。全くどんな人物なのか不明です。A4裏表で判断したください、議員の皆さん・・こんな手続きを私は住民のみな様には、どんな言葉を駆使しても説明する事ができません。

 

 全ての議案は重要です。しかし、議案であっても例えば、単に文言の整理などもそれは議案です。町長自身が重要と言えば言うほど、今回の同意議案上程、丁重な説明が必要と思います。議会への説明は、これ即ちこの町で暮らす住民の説明と私は思っています。

 

 新副町長に対して1mmの不明もありません。慣れない土地ですが、これから本町発展にご本人の今までの経験を如何なく発揮していただき、健康第一に取り組んでいただきたい思いです。

 

 常識とは限定のある一般的な普遍の価値観であって、時代、社会背景、価値観の多様化などに伴い、変化する、慣例然りです。顛末まで

 

 さて、2期目に向けて果敢に常識に挑んで行きたいと思います。