古巣 ホテルニセコアルペンの2階、当時は総務関係の部屋に、BOSS実家で長く使用していた、金庫が置かれている。明治時代のシロモノで、その重さは相当のものである。山荘ではフロント前のレストラン入り口に。昭和61年、ホテル新築の際にはフロントバックに移動し、貴重品等を保管していた。
新館新築して総務に。観音扉には、屋号の京の一文字を丸囲みした文字が書かれている。丸京寺岡商店 雑穀商を営んでいた、とBOSSは言っていた。来年の3月末でホテルが大規模改修にあたり、大金庫を移動することになったので、この金庫の物語を依頼されていたのだが、まだ着手していなかったので、ソロソロの「催促」メッセージだった。移動するにもなんにしても、相当の準備を必要としなければ容易には移動はできない、と思う。
明治、大正、昭和、平成、そして令和を見て来た大金庫。リスのマークを離れる日、都合つけば移動を見に行きたいと思う。