訃報に接し

 今日のお通夜に行ってきた。元の勤務先関係者の皆さんが大勢こられていた。喪主のご主人は、もう30年以上にもなるのだが、リスマークのホテルにアルバイトに来て、ニセコ地域に定住してくれた。逝去された奥さまも道外出身で、ご夫婦が揃ってニセコを気に入ってくれていた。

 

 ご主人の所にご挨拶に行ったところ、彼は「ひでとしさん?」と、覚えていてくれた。30年以上会っておらず、マスクもしていたのに、と思うと感激した。

 

 気に入ってくれてこの地で暮らし、ご夫妻にとっては、素晴らしい時間を共に過ごしたと思う。私は道内出身ではあるが、地元ではなく、カミさんも道外。縁もゆかりもない土地を定住地と決め今も暮らし、この先も離れる事は無い。離れる時は、天井人になる時だ。でも魂はこの地を離れる事は無いのである。ご冥福心から祈ります。