今治市で生産されている、今治タオル。その吸水性の高さで世界のホテルで多く採用されている、日本の自慢品の一つ。昨年の11月、出雲大社参拝を案内してくれた、今治市在住のOさんからタオル誕生までの苦労を聞かせて貰った。
そして今日のニュースから発想って凄いと思い、これが私たちの日常に置き換えた時、発想できる人間が色々な場面でいるといない、ではオール オワ ナッシングとなる。
タオルのクリーニングで出る「ゴミ※繊維ですね」は1日240リットルにもなる。洗濯機、と言っても事業者の使う大型のもので、ゴミはフィルターにまるで絨毯の様にキレイに張り付くのである。これをゴミとして処理すれば費用がかかる。しかし、このゴミをキャンプなどの野外で火付け用の着火剤として販売したところ、薪への着火で大変容易なことで全国から注文が殺到している、と言う。
私たちの日常の暮らしで、1人の発想が物事を大きく変えるのである。これを役所職員に置き換えた時、住民の暮らし、福祉の向上に、この様にしてみたら更に良くなるカモ、と常に考え、工夫を心がけるとかけないでは、相当の違いはある。それが直ぐに実績に繋がらなくても、意識を持つことが大切なのである、と思ったな。
実は一般質問の中でアル担当部局からの答弁で、これから行う事業でまだ全く着手もしていないが、簡単に取り組めるにも関わらず、簡単に「その予定はありません」・・・これではナニも有益な方向には向かう期待をすることが無理。何故、考えてみようとしないのか、それが理解できないのだ。購入した書籍「役人学 三則」に記載があるかも知れないが、まだ読んでいない。
明日は少し天気回復の様子。