水深100m付近ということで、引き上げるにしてもサルベージ船が必要でしょうし、あの手の特殊船はどこにもあると言うものでないことから、当然の事多くの時間を要する。
報道される内容を聞くとつくづくと安全に対しての会社の姿勢が鮮明になり、大きな腹立ちを覚える。人命を預かる会社として、とんでもないことだ。今朝の朝日新聞、天声人語では、桂田氏が言う、一度出航して危険であることを知ってもらい引き返す、とサモサモ、お客様の要望を断るため必要と考えている様なことを宣わっていたが、天声人語の担当者は、悪天候の中、乗客がどうして欠航するのだ、と言う声を受けて、航空会社が乗客を乗せて一度離陸後、機体の揺れを体験してもらう、絶対にありえないことだ、と。当然だ。
飛行機の条件フライトは、到着空港が濃霧のため着陸困難と判断した場合に、引き返す、と言うものだ。危険であれば引き返す条件で出航・・・言葉にならない。
せめて一日でも早く乗員乗客の方々を冷たい北の海から探し出して欲しいと願うばかりだ。