新たな時代に

 昭和52(1977)年12月からここ倶知安で暮らし、スキー場での仕事を通してその変遷をみてきた。

 

 現在のエースファミリークワッドの前身、アルペンD線交通リフトが昭和58(1983)年に竣工。そして、今や最新のクワッドリフトにリプレースされた。この時、ニセコの大きな転換を感じた。

 

 しかし、今日花園スキー場で町内3スキー場の合同安全祈願祭のあとにお披露目された、国内初フランス、ポマ社製10人乗りゴンドラに試乗させてもらい、ゴンドラへの投資、またニセコで初めての中間駅舎設置を実際に見た時、新時代へのステージへとニセコが進んだことを実感した。

 

 ポマ社製の索道施設がニセコデビューしたのは昭和60(1985)年12月竣工の現在のエースセンターフォーであった。

 

 アルペンのBOSSは自らフランス クールシュヴェルに2度足を運び、そのリフト性能を確かめ導入に踏み切った。スキー、ボードの板を脱がずに乗車できる、リフトに拘ったのだ。BOSSから土産のネクタイと一緒にポマ社のシールを貰い、BOSS遺品の一つ、使っていた金庫の扉シールは貼ってある。

 

 エッ、金庫の中身ですかぁ・・ハイ、人様には言えない秘密がギッシリと詰まっています 笑