定例会は終えたのですが、議会にはまだ一つペンディングの課題が残されたままで、これは議決を要するなどの類ではなく、議会(議員)の職務に関わる件です。
19年の選挙後選任された、正副議長、そして議員監査。教えて貰った表現を使うと、議員三役と言うそうです。その一つ、監査は1人の議員が長く監査職に就いている事から、当時色々と協議した結果、議長案と言うことで前半2年、後半2年の半々で務める、と言う事にして決着。今年2年が終え交替と思っていたら、前期の議員が「オラ、辞職しねぇ」となった。
札幌市議会で臨時議長がオラ、議長席から降りねぇ事件の田舎版、監査辞職しねぇ、と相成っちまった。ここで色々と知っている先輩議員に聞いた。
強制的に交替させる術はなく、そもそも議員三役を始め、常任委員会の正副委員長などのポストも議会の慣例として、会派ポストに振り分けられたポストにしている。国会でも自民党が議長職に就くと、野党第一党から副議長が出ている、アレです。
ならばどげんするですか、と聞いたら会派内で解決するのが筋であるが、会派内での解決が困難であれば、会派で当該議員自ら会派を離れる、あるいは会派から除名、その後、会派代表で協議する。
そもそも論として議長案を無視する結果となっている現状からして、議長のポストってそんなに軽いのでしょうか、と言う素朴な疑問が湧いてくるのです。私たち議員は議会に対してのお伺い、連絡(欠席、早退、遅刻など) はたまた一般質問の提出先も議長と定められています。私たちの親玉で絶対的な権限を有しているのです。議場に於いての発言も議長の許可を必要とするまさに権力の塊です。仮に今回の議長案が無視され、居座る状態になれば、本町議会の鼎の軽重を問う、と住民は元より、よそ様からもあきれ果てられる有様に。
恥の上塗り無限ループ、って状態の今であります。写真は旧役場庁舎の解体状況です。本町議会の体質も一度、スクラップアンドビルドの必要あるのかな・・