VR

 バーチャルリアリティー、即ちVRを一度体験してみたく、過日カミさん、娘と雑談していた時に持っている人がいる事を知りレクチャーお願いしたら、今日持参してくれて体験が出来た。

 今までもパソコンを初めて使った、携帯電話で通話した、となどと近代文明の発明を体験してきたのでありますが、VRは全く次元が違う。その映像を紹介できないのは極めて残念なのだが、こゆうことなのだ。

 知人が50階以上はあるであろう、高層ビル屋上からの映像を出してくれた。空中に向かい幅40cm程度の板が突き出ている。ソッと下を見ると目もくらむ高さであり、下を見ている時に後ろから背中をドンと押されたら、マヂキレして相手の胸倉をつかむと思った。

 情けなかったが、本当に突き出た板に足を踏み出せなかった。分かっているよ映像なのはね。でも自分がいるのは、50階以上のビル屋上なんだもの。完全に脳が混乱しているのか、騙されているのか、このVRで高齢者のオレオレ詐欺に騙されるのが理解もできた。分かっている、自分はそうならないと、でも脳はそうはならないのだよ。

 VRを多分夏までには購入すると思う。一度体験すると、絶対にどんな事がまだ体験できるのか、と止まらなくなるのだ。しかし、厳しく自分を律してVRを使わないと、時間の使い方がハチャメチャになるな、とも思っている。

 V1は航空機が離陸を始め、V1地点で離陸を続行するか、離陸中止するかを決定する地点なのだが、VRでは板に踏み出す決心が出来なかった。VRは脳との闘いと知った、なんちゃってね。