2月にはどうしたことか決まって爆弾とか二つ玉低気圧などと表現される大荒れの天気に見舞われます。台風が秋に多く発生するのと同様な気象条件なのかもしれません。
もう随分と以前、2月の二つ玉低気圧に遭遇した北九州からの友人は帰宅するまで2日間の日数を要した。軒並みに運休と相成り倶知安から小樽に着くまで半日以上費やした。そしてさらに飛行機が飛ばないなど完全に足止め状態。
この時スキー場でも一体どれくらいの風速だったのか、という有様で現在のエース第4リフトは二人乗り搬器でかなりの重さもある。加えて支索(※ 搬器が下がっている鋼のロープ)に搬器がしっかりと固定されているにも関わらず、その搬器がとんでもない強風でグルグルと回され、ついには吹き飛ばされ雪の中に5,6器埋もれ、支索もタワーから外れていた箇所が数カ所あった。
ヒュッテや駅舎の屋根トタンは剥がれ雪上至る所に散乱していたのであった。今夜から明後日位まで、正に不要不急の外出は絶対に控えるべきなのである。被害最小を祈っている。