地域医療続き

 町内にある、くとさん胃腸科、外科医院の院長先生は夕張の出身です。ご自身が開業する先を海の町か山の町、いずれかと決めていたそうです。何度か当町にヘルプで来られているうちに、当町の開業決めたそうです。

 先生と初めてお会いしたのは、ここで以前に紹介した故伊藤町長が呼び掛けた、朝飯会のメンバーとしてでした。伊藤さんの紹介を今でも記憶している。「先生はお金儲けに興味ありません。羊蹄太鼓など地域の活動が忙しい先生です」の主旨で紹介し、このお金儲けには・・で一同大爆笑。それから色々とお世話になって、今では私のホームドクターとして身体の全てを先生に任せています。

 過日、2ヵ月毎の通院の際に、看護師でもある奥さまの副委員長が、院内にあるコミュニティルームを改造し、発熱外来(コロナ禍の疑いに対応)の応急な隔離ゾーンを造作したのである。その中を細かに説明いただきながら案内していただいたのだが、言葉を失った。ただ、驚きであった。

 また、ウィルスの怖さ、恐ろしさをその隔離されたゾーンを見学して改めて思い知った。私たちがマスク、手洗いのできる事レベルとは天と地の差を感じた。医療関係者が知るウィルスとは、を知った。考えられる予防を徹底的にこれでもか、と実践しているのだ。正直、なにをそこまでして先生は、と思った。奥さまは、医療に関わる責任、と言う言葉を使われたが、自ら危険を負ってまで地域医療のために対応する姿勢を本町の厚生病院の責任者に、皆川先生の爪の垢煎じて飲め、と言いたくなった。

 医療関係者への負担軽減をアノ施設を見学したら心底実践しなくては、と思った。さて、写真は過日鹿児島の兄弟分が鹿児島醤油と共に入れてくれた、鹿児島ラーメン。3袋のトップバッターを食したが、イヤイヤ南にも実に美味いラーメンがあったもんだ。チャーシューとメンマはスーパーで買ったシロモノです。