狩太からニセコそしてNISEKO

 議員活動2年目を現在進行形ですが、質問に対しての答弁、大体予測がつくものです。菅氏の控えさせていただく、等の様に、検討が最も多く使われる。質問に対して無下に出来ないだだろうから、検討イコールまぁ、しませんね。と同じ意味だ、とも言われる所以。

 

 今日の質問で、へぇ~分かるけど、フロンティアの欠片もねえな、と思った答弁。北海道は広く各地域を分けている。ここは後志と言い本町に北海道庁の出先の振興局※以前は支庁という名称であったが、単に名称変更で仕事は同じ。後志振興局があり、質問は新幹線の駅名を睨み早い段階で、他市町村と合意を図り、駅名をNISEKOにすべく、後志をNISEKO振興局としてはどうか、という内容。

 答弁がガッカリの見本の様な答弁だった。後志の名称は阿倍比羅夫から存在し、後志は広く積丹まであり、ナカナカ合意は難しいと考える・・この質問は単に新幹線駅名のためではないと私は思って質問一覧を手にした時に思っていた。白馬八方、長野県の有名なスキー場です。私の中では白馬八方イコール長野と同じ意味を持っています。限られた地域などと言うイメージではないのです。確かに国内において、ニセコは土地値上がりがそのイメージと私なんぞは思っています。スノースポーツしない1億2千万人のホボ9割以上はその様に思っているでしょう。

 しかし翻って世界では日本のスキー場はNISEKOがノーマルにまで急激なスピードで周知され、このコロナ禍が終息すれば、再び活況呈するのは間違いのないことなのです。新幹線、高速道路で点が線で繋がるイメージの中、積丹ブルーも楽しめる、The NISEKO を「後志全ての市町村で共有し、インバウンドにNISEKOはスノースポーツだけにあらず」を知らしめ、ガッチリと夫々の市町村がアイディアとお・も・て・な・し、で稼げる好機到来、と考えられないのかな。名称などに拘るのは未来を後ろ向きで見ている証。名称は思い入れもあるから否定はしませんし、大切にすべきです。しかし、その大切にする方法を誤ってはなりません。「現在は、未来の子ども達からの借り物です」国民の総意で取り戻すのは北方領土ですが、後志全市町村の総意で変えよう、NISEKO振興局。

 夫婦別姓が最高裁判所大法廷で審議される時代、阿倍比羅夫さんもヨッシ、やったんさい、と必ず言いますって。