サラメシから

 NHKで今夜と木曜日の午後に再放送している番組で中井貴一さんが軽妙なナレーションで番組を進める、サラメシがあります。サラリーマンのランチを中心として番組を構成するのですが、サラリーマンに限らず広いジャンルでのランチを紹介してくれます。

 

 今、ロケが出来ないので、過去番組を放送し以前見た時に食べてみたいな、と思っていたのが写真にあるサラメシなのです。今回、再放送で紹介されたのでレシピをしっかりと見て、自分で何度と無く作って食べているのです。

 

 これは放送作家から作詞家、脚本家など多彩なジャンルで活躍した、永六輔さんが好んで食べたランチだそうです。横浜の中華店でメニューには当然と言えば当然で、常連さんの裏メニューだったそうですが、とにかく永さんは気に入って、これだけを食べるためにワザワザ来店する事もあったそうです。

 

 何よりも簡単で、とにかく美味いのです。ランチは比較的なんでもいいや、と言う日が多く特に一つの作業に没頭している時などは最高なメニューと思っています。以前は玉子かけご飯で済ませていましたが、今はコレです。要点は白身で黄身を包み込み、黄身を固くさせないでご飯の上に乗せ箸で崩した時には、黄身が広がる、この2点かな。写真は黄身が片寄っていますが、理想は白身で来るんだ真ん中ですね。

 白身で包んだら、レシピでは醤油を入れ一つまみの砂糖で絡める。あとは丼に盛ったご飯の上に乗せるだけ。私は醤油の代わりに、めんみを麺のかけ汁よりも少し濃いめにして一つまみの砂糖にしています。試しに食べてみてください。永さんがこれだけの為に店に行くというのも納得できる簡単で素晴らしく美味しい逸品と思いますよ。