徹底的には分からないけど、理解はした

 マイBOSSの所謂社長室はホテル三階のゲンレンデ側にあった。窓の正面には現在のエース第一ゲレンデが見え、C4山頂駅も見えていたのだ。BOSS退陣の1年半位は、仕事の中心はBOSSの部屋に呼ばれ、朝9時頃からランチも一緒に摂り、合間、合間に仕事、と言えるのか微妙な事務整理し、夕方から夕食もBOSSと一緒に社長室で摂り、その後23時過ぎまで一緒だった。これがホボ毎日。

 

 BOSSが日本歯科医師政治連盟理事の仕事で上京する月、3,4日間が唯一、自分の仕事と休日1日程度が取れた。定例会の一般質問の本会議場で座っている時間などは、BOSSと過ごした時間に比べれば、初夏に吹き抜ける爽やかな風の様なモンなのだよ。

 

 と言う貴重な体験は今となって懐かしい思い出になったいるが、当時は到底そんな事を思える程余裕なかったな。さて、話は本題に。今日、朝早めに出向き、議会事務局長に色々と教えてもらい、さらには昼休み全国町村議会議長会に電話して、昨日の顛末の見解を尋ねた。成る程、陳情と意見書をキッチリと区分して考えるしかなく、良い悪いは別としても、全会一致としている以上は明文化されていない申し合わせであっても、議会の中ではそれがルールとまではいかずとも、それに倣う、と言う事、だそうです。

 

 そこで今思っているのは、本会議場の多数決採択は軽いものではなく、全会一致の意見書は定例ごとに各会派から提出される意見書に限定し、請願、陳情の意見書については本会議での採択を採用し、今回の様に仮に本会議場で反対者がいて多数決の採択であっても、本会議場での議決が採択すべきもの、として決した場合は意見書に対しての全会一致を適用とせずに、採択された内容を履行する。即ち、意見書の区分を新たに議会において決める、と言うことが望ましいと思っている。

 

 やはり議会は「中川家」の次に面白いのだ。明日で一般質問が終了するか、12日まで伸びるのか楽しみでもある。