私の「温度過敏症アレルギー」は独身時代からの付き合いなので40年を超える、筋金入りなのである。極めて繊細な私の鼻、性格同様に本当に繊細なのだ。どんな状態かと言いますと、別名を付けるなら「鼻センサー機能作動」季節の変わり目、特に春と今の季節なのです。気温が安定すると全くその症状は現れないのですが、気温が日々変化する季節は、クシャミ、鼻水に見舞われるのです。
そのようなことから、昨年11月末まで町内で開院していた、耳鼻咽喉科専門のクリニックでお世話になっていたのですが、先生の都合で閉院。先生が、紹介状を書いてくれた。内容は私に一番合っている噴霧式の薬剤を厚生病院で処方して貰える様にと作成してくれたのだ。毎日噴霧する訳でもない事から、昨年分が残り1本となったので紹介状持参で、待ち時間は想定内で厚生病院に。
案の定、3連休明けで駐車場も満員御礼。病院の裏手で職員の方々用の駐車場に入れる。初診の手続きを済ませて待合で待つこと1時間20分。呼ばれて診察室に。以下はノンフィクションで。椅子に座る。先生「この処方箋の薬はここにないからなぁ」と。それで私「調剤薬局で受け取れるようにお願いしたいという事なんですが」先生「例外なケースなので。事務に聞いてみますから」看護師さん「待合で待っててください」この間、1分未満。
待ち時間の間に、常日頃お世話になっている医院に、希望の薬の処方箋をお願いできるかを問い合わせする。先生に聞いてくれて、できますよ、と。まずは一安心。待合で待つこと10分程度で、看護師さんが待合に来て、処方箋ですので一式会計に提出してください、と。帰宅後に診療明細を見た。初診料2,880円。投薬(電話で聞いたら、処方箋を作成する費用)680円。で、泣かせるぜ的な項目、暖房料70円。昔の旅館が冬季間だけ頂戴していた暖房料。軽い驚きがあった。
昨年までお世話になっていたクリニックでは、薬がなくなり処方箋をお願いしに行っても、当然だが必ず、診察椅子に座り、鼻の穴、口腔、そして肩から首筋の張り具合などを確認してくれて、右の粘膜が少し赤くなっているから、など注意喚起してくれていた。厚生病院では椅子に座り、先生と数十秒の会話を診察と言うんかぃ、と思うね。なんだかなぁ、なのだ。
写真は待ち時間覚悟で読む予定の雑誌を忘れ、文春あったので売店のレヂに持って行った、680円です、と。エッ、と思った。確かに何時もの雰囲気の表紙ではない。普段は400円程度。親切な店員さんは、別な文春あるかな、と雑誌のラックまで見に行ってくれた。時間潰しの雑誌なので、これでいいですよ、と購入したのはいいが、ファッション雑誌的な内容で2割も読まず。結論、星占いで言うなら「ごめんなさい、今日もっとも運の悪いのは、獅子座の貴方。でも大丈夫、ラッキーメニューはセブンイレブンの鯖の塩焼き」そう、昼はラッキーメニューを食べた。変わらぬ美味さにアンラッキーな数々も解消したのでした。