私のような脳みそが一年中アロハー状態で、一体なにがそんなに面白いのか、と自分でも時として実は呆れてしまうこともあるのですよ、ここだけの話し。もう8,9年も前に、とある出張で横浜のホテル宿泊したのです。朝食バイキングの会場を混雑緩和のため、一部、ラウンジを開放していたのです。ソファーなどは革張りのフカフカとし、一度腰を落とすと、これはマヂで何かに摑まらないと上半身を起こすことができない程、深く腰が入ってしまうのです。
ふんぞり返って葉巻をふかし、ブランデーグラスを手に転がしながら飲む、そんなお方専用って感じのラウンジでした。実際、朝食終えて立ち上がろうとして、軽い驚きだった。モチロン、起き上がることはできましたが、高齢者だと一人で立ち上がるのが困難と思う位なのでした。終えて一人場所移動して部屋に戻る前、ロビーにあった新聞広げていた時、そのソファーがあまりにその様な椅子だったせいもあり、いらぬ想像が頭の中を巡りだしたのだ・・
ストーリーはこうなのだ。高齢者がその椅子に座ってしまい、ワカメの味噌汁(大体がバイキングの場合、具はワカメなのだ)が入ったお椀を手にした時、ウッカリと深く座り直した瞬間、その味噌汁が口元にこぼれた、当然熱いのだ。高齢者はあわてふためくのだが、状況はさらに悪化し、味噌汁全部をひっくり返すハメに。具のワカメが頭に乗るわ、上半身は味噌汁だらけになるわ、加えて一人では起き上がれば、助けを呼ぶはめに・・朝食食べに来ただけで、なにが悲しくってこんな災難に遭わねばならぬのか、とその高齢者の嘆きを思ったら、完全ツボに・・腹筋崩壊状態なれども、声に出して笑えない。ある程度の格式のあるホテルロビーで新聞広げて笑い転げているオヤジは警察に通報される危険もあるのだ。我慢できず、新聞も読まずに引きあげ、部屋で大笑いしたのだ。
そんなアロハー脳だから、今日のベテランさんの質問で、消費税質問に関連し、町長は安部総理の方を向くのか、町民の方を向くのかと二度も聞くものだから、当方はツボに・・何が悲しくって議員の「アッチ向いてホイ」質問に答えにゃあならんのか、と町長のお気持ち察すると、もうダメ・・ツボに。下向いて額の前に手を組んで肩震わせたのだ。マッ、忙中閑ありではないが、正直、原稿棒読み答弁聞いているよりも時としては一服的なリフレッシュ効果は大きいと思いますね。
写真は解説席の荒磯親方。解説席で髷姿は今日が最後とのことで、断髪式の入場券完売だそうです。でもさ、稀勢の里時代に、親方がこの表現の状態で土俵に上がっていれば、まだ綱張っていただろうな。仕方のないことだけども、チョット悔いが私は残る、と感じたのだ。さて、明日で一般質問が終えるのかな・・