都会の地図

 目的の場所は徒歩でも10分程度だったし、大きな建物だったので容易に分かったが、そこにはなかったが親切にもアルタ近くの店を紹介してくれた。アルタに行き、目的の店舗に行くもそこではなく、本店の方とのことで、店にある所在場所を印刷している地図をくださった。

 

 アルタ前の大きな道路の真ん中にある道路に本店は所在。お礼を申し上げて地図に従って探すが見つからない。見落としている可能性もあり、2,3回ゆっくりと回ってみたがやはりない。丁度、ヤマトの配達の方が仕事していたので、尋ねると本店の所在は明確ではないが、地図を見せるとその地図から今の場所と照らして、道順を教えてくれた・・・やはり該当はないのだ。

 

 再び彷徨うと樽生配達の方がいて、その方にも地図を見ていただいたところ、全く別の場所の通り、と教えてくれたので、再びアルタ近くまで行き、ウロウロするよりもと思いドラックストアに入り男性に聞いたところ、店を出て、本店の場所を示してくれた。そこから店舗が見えたのです。

 

 アルタの店で貰った地図に示されていた道路はアルタ正面玄関前からの道路ではなく、アルタの後ろ側の道路なのでした。確かにアルタ正面とも記載されている文字はない。しかし、その店舗がアルタのビルに入店しているのなら、正面玄関からの道順なのか、後ろ出入り口からの道順からなのかは記載して欲しかった・・地図を見ていただいた、ヤマトさん、樽生配達さん両名ともに、分かりずらい地図ですね、と。アルタから半径200m程度の距離で目的店を探すために、40分程度必要としました。

 

 失敗したと思ったのは、田舎者を自覚して地図を貰った時、「もういい加減に分かってよ」と店員さんに思われようとも、目を閉じても行きつける位しつこく場所を聞いておくことだった、と。都会の恐ろしさの一つでもありました。

 

 でも、地図は誰が見ても分かる。土地勘のない人を基準に作成すると比較的分かりやすい思うんだけどもね。もう一枚は茅野市の郊外信号のある交差点には、必ず写真の看板が立っていました。これには驚いた。旅行者に素晴らしく優しい土地です。見習いたいものです。