スキッとしねぇな

 今日は全く予定を入れていた出来事がなく、全て自分で決めるこの出来るオールマイタイムディでした。結構乱雑にされ整理していなかった書類関係を整理。

 

 夕方からは大相撲観戦しながらの整理でしたが、栃ノ心と朝乃山の一番。実に際どい一番なった。軍配は栃ノ心であったが直ぐに物言いがつき、5人の勝負審判が土俵に集まって協議するも、6分以上経過して場内に説明したのは、栃ノ心の踵が土俵を割っていた(踵が土俵外についていた)ため、行事差し違えで朝乃山が勝った。

 

 協議の間何度もビデオが流れ、色々な角度からのその瞬間でも、踵が付いたとは見えない。解説者、アナウンサー全てが同意見だった。勝負審判の元にも審判部の担当者からビデオ再生のその瞬間が伝えられていたと思うが、恐らくは判断の出来ない報告であったと思う。今の時代、映像処理は短時間にその瞬間をハッキリと判断できるレベルまで処理できると思う。

 

 6分以上もグダグダと協議していないで、さっさと映像処理して白黒つける様にした方が良い。そのための映像での確認を勝敗決定の根拠として採用もしているのだから。しかもである、5人の勝負審判の内、その瞬間を見る事ができるのは1人であり、その一人も角度的には判別が難しい位置なのだ。

 実は今、横綱大鵬の連勝記録が世紀の大誤審でストップした記録を調べにヤッフーを開いたら、正に栃ノ心のその瞬間の拡大写真がアップされていました。下に写真を掲載しますが、黄色囲みの部分と白線囲み、いずれも「土俵に踵の影がハッキリと確認できます」即ち、影があると言う事は踵はついてはいないのです。令和最初の大相撲勝負審判の誤審、と思いますね。

 

 因みに大鵬の誤審は1963年3月場所でした。大鵬は記者からこの事を聞かされた時「勝ちとハッキリと分かる相撲をとるのが横綱。まだ自分が弱いからです」と、この様な主旨を言っています。栃ノ心、明日、今日の思いを晴らし、朝乃山に平幕力士初優勝をさせてやってくれ。さすればやがて自身が綱を張れる日そう遠くはないぞ。