平成から令和へと

 今回の天皇退位で私たち日本国民が極めて深い思いの中で皇室と接している、とつくづくと感じた、と言うのが自分でも少なからず驚いている。重ねた年齢のせいもあるとは思うが、テレビから連日映し出される陛下の姿。特に災害に遭われた方々と接する姿を見るにつけ、目頭が自然とあつくなった。正直、自分で意外な現象と思った。

 

 テレビでは多くの方が姿拝見しただけで、涙がでました、と語っていたが本当にそうだと思う。何故なのか分からないが、陛下が楽し気にしていると、当方まで笑みがこぼれた。

 

 明日から新たな元号が始まり、新たな歴史が刻まれていく。どうか平成の様に争いごとなく、そして自然災害もなく平安な時代であって欲しいと心から願う。数回に分けジックリと見た、NHKスペシャル 平成30年間の自衛隊。絶対に隊員を紛争の地に送り込んではならない、と強く思う。国ごとに国際貢献の形は違って当然だ。沖縄を主とした米軍基地を一つとっても多大な貢献、と言える。もちろん、そこに県民の負担なくしては出来ないことを全ての国民が理解し、これからの最善を議論すべきだと思う。

 

 いずれにしても、天皇、皇后両陛下、本当にお疲れ様でした。明日からの日々がより平安であられますように。