交通事故体験談として

 20年位前、8月のお盆、当時室蘭で暮らしていた母の元に下の娘を連れて、親父の仏壇に手を合わせに行った帰路。京極噴き出し公園前の坂道を走っていた時の事故。走行車線の反対側の草地には駐車場に入れ切れない車が駐車していた。上り坂で時速は凡そ50KM程度かと思います。突然ドーン、と音がし、何が起きたのか分からない状態で、ルームミラーで後方を見ましたら、男の子が座り込んで泣いています。

 

 ハザード出してから、左に停車し5,6m下の道路に座り込んでいる子供の所に。その事故は、草地に駐車したワゴンタイプの車から左右確認せず、車停車したと同時にドアを開け子供が道路に飛び出し、私の車の運転席側ドアにぶつかって来たのでした。ドアに付いていたホコリにクッキリと子供がぶつかった痕跡が残る状態。

 

 まずは子供に、自分の名前が言えるか確認。泣きながらでしたが、答える事が出来、一安心。頭部は打っていない様子。怪我の状態も分かりませんし、救急車を呼ぶよりも早いので、車で移搬送きる怪我の状態と判断し、親御さんに車移動の旨を提案し了承する。消防車署に事故の状況伝え、車で搬送するので、厚生病院に救急搬送扱いでの対応を署から連絡して貰えるように依頼。終えてから警察に事故連絡し、病院終えてから警察署に行く旨伝え、まずは病院に。

 

 レントゲンで脛骨単純骨折の怪我と分かる。治療中に警察に出向き事故報告し、先方の父親と一緒に事故現場に戻る。現場検証の時に、当方はドア衝突で避けようの無い事故である点だが、車両走行中の人身事故である事から当方の責任は理解する。しかし、100%の過失争点と、小学校4年生の子供が車両停止後、左右の安全安全確認を全くしないで飛び出している事から、保護者責任を問う民事の提訴する点を父親に伝える。父親は人身事故の刑事罰を問わない旨、担当警察官に伝え、事故届けのみで対処してくれる。

 

 病院の治療費は私の保険で対処する事とした(※ 正直に申し上げると、ドアにぶつかる、という事故で前方不注意の過失になるか、子供飛び出しの予測運転の可否を自分で考えても、事故回避の唯一は、飛び出しに対し、車両をジャンプさせるが唯一の回避と思い、保険を使うのも抵抗はあったが、実費だけでも約8万円を相手が払う、と言うのも酷と思い、マッ、こんな時の保険と思い使う事に) しかし、しかしです。この保険については実に不快極まりの無い、出来事が事故から1年経過する寸前起きた・・この顛末は続くとします。民事原告も、事故の参考になれば、と思いますので、日改めこのブログで。

 今日の事故、報道から87歳の高齢男性が加害者。アクセルが戻らない。戻らないのではなく、パニックか身体的な不具合で、さらにアクセルを踏み込み加速させたのではないかと。驚いたのは、事故後に自分の子息に携帯電話を掛けている点。短ダ登録しているのだろうが、警察、救急車に電話せずに家族に・・冷静なのか、動転しての行動なのか分からない。ゴミ収集車が転倒している事から相当の速度と思う。亡くなられた母娘のご家族の思いは如何ばかりかと思います。ご冥福お祈りします。

今日受信したメールで、赤枠の中の緑枠。このホームページのトップページに記載している、メールアドレスの「ne」とすべきところが、n抜けているのを指摘してくださいました。間抜けは今更ですがね。十分にチェックしたつもりでしたが、無念でござる。

 こうした細かいところにまで目が届く方、私は大好きです。多謝