上の写真、昨晩、ケガした指も後は清潔にして時間の経過で治癒まできたので、食事楽しむことに。好きな料理オンパレードに。家飲みの良いところは、自分の好み100%を楽しめる。書道の大家、荒野先生からの為書き、自室入口横に掲げさせてもらいました。気合の入りも違ってきます。大きな地図はドイツ全土。2000年の姉妹都市サンモリッツ訪問で視察した都市の一つ、フランクフルトの書店で買い求めたものです。
これからの北海道のリーダーに願いを込め、カミさんと16時過ぎに投票所に行ってきました。新聞では未明には新知事が決まりそうとのこと。北海道の知事への関心もそうなのですが、大阪、福岡、島根など知事選もとても興味あります。
K平君と知り合った日の事は一昨日の出来事を忘れても、その出会いは忘れずに記憶しています。昭和50年代前半、彼はニセコ高原ホテルでバイトし、私はアルペン。当時、独身のバカ者達は、仁里木舎という本州出身の仲間たちが自らトンカチで釘を打ち込んで作り上げたロッヂがあり、夜な夜なそこに飲みに出かけ、彼とはそこで知り合い、100%周波数が同調し今まで付き合ってもらっている。彼の事を悪く言う人はいないのだ。仏のK平君、鬼の佐藤なのだ。
彼とは色々な場面で飲んでいるのだが、忘れられない思い出の一つに、彼のアパートに遊びに行った時、貰いもののブランデーヘネシーVSOPがあるという。その様な高級なものはめったに飲めるものではない時代。早速飲みましょう、という事でナニか肴はないのか、と聞くと彼は「おっおお、キムチあるぞ」と・・後にも先にもヘネシーをキムチ食いながら飲んだのは初めてだった。
欠けてしまった歯を自らアロンアルファーで治療してしまったり、羊蹄山下山中にトラブルで一夜を登山道で過ごしたりと、ナカナカ飽きない人生を過ごしているのだ。ここんところ、すっかりと大人になってしまった僕たちだが、彼と話していると何時でも独身時代のアノ頃に戻れる。彼との電話を切って思った。私にとって彼とは、と聞かれたとしたら「私が自分で自分を裏切ったとしても彼は私を裏切ることはないヤツ」と答えると思った。金、財産を失うことは小さなことだ。信頼を失うのは大きなことだ。勇気を失うことは全てを失うことだ。チャーチルの言葉だそうです。
私は思った。家族と友人を失う事は人生を失うに等しい、と。生涯大切にしたい友達はそんなに多くはないが、代えがたい財産であることだけは間違いないことだ。