今日の石川候補と鈴木候補

 新元号発表、国民夫々が色々な思いで、テレビ中継を見られた事と思う。私が最も関心をもったのは、天皇から署名を受けるための使者を乗せて車2台を恐らくはヘリコプターからの映像で皇居に入ってから停車するまで、上空から中継した映像だった。

 

 皇居上空の空域は安全上、飛行禁止区域と聞いてたので、今日の中継はそうそう見る事のできない映像と感じた。昭和64年の昭和天皇崩御の際とは全く異なる、今日の発表につくづくと今の日本の姿、平和の尊さを改め多くの国民が感じた事と思います。

 

 さてさて、北海道知事候補の両名。これからの北海道観光の進むべき方向について、石川氏は「類まれな自然の豊かさを最大限に活かした・・」と。一方の鈴木氏「イベントなどの誘致で観光客を呼び込む・・」と。ふ~む、石川氏の意見を100万パーセント支持、と思った。良く言われる、ナンバー1を目指すのではなく「オンリー1」を目指す。ナンバー1は並び立たないが、オンリー1は幾つあっも良いのです。夫々が個性なのです。現在、179ある北海道全ての市町村で、オラが町の自慢は179あるのです。

 

 北海道ナンバー1になると、言うまでも無く「一つ」だけ。暮らす自分たちの町を豊かにするのは自らの知恵と汗で自立する地方時治を創り上げる。正に開拓精神は道産子の本分ではないですか、ねぇ皆さん。

 

 鈴木さん、言っちゃあ悪いが、破綻した夕張市長を務め、そこからも学習した事あるのではないでしょうか、とテレビに向かってもの申したくなった。国のエネルギー政策の大転換で炭鉱閉山、ならば箱もの大量生産で観光客呼び込むハズ・・が破綻の元凶。かって、芦別のカナディアンワールド、帯広グリュク王国、華々しくデビューして静かに消え去る、何度同じパターンを繰り返すのか、鈴木さん。イベントで観光産業支える経済が動くと思っているのなら、100万パーセント、その考え改めた方がイイと思いますよ。マリオネット、糸が見えちゃうと見ている方も白けますから、極力糸は見えない様に工夫も必要ですな。