男旅にでる数日前、いつも夕方見ているチャンネルで札幌市内の食に関しての取材をライブでしていたのを見る事ができた。驚いた事に(驚く事でもないのだろうけど、北海道には無いと思っていただけに) 札幌の立ち食い蕎麦のお店からの中継だった。
今回の男旅でなにがなんでも行く予定していた。オヤツなので時間は何時でも良いのだが、店が開いていなければならないので、午前中にした。昼前だったが、エライ混み様だった。正に老若男女で大賑わい・・多分、同じ番組を見たな、と思ったりもした。
厨房はご婦人だけで4,5人で持ち場が決められており実に効率よくテキパキと捌いていた。店と言う程(失礼な表現では決してなく、見事なレイアウトとしてご理解ください)の広さなどなく、L字のカウンターは、2人、3人が丼を置くと一杯。会計係のご婦人が「立ったままで食べれる方には、お出ししますよ」と声をかけ、殆どの方が丼を片手に蕎麦を啜っているのだ。後方をひっきりなしに通行人が行き来するが、見ていて感じたのは誰一人として、なんだ邪魔だな、なんって無粋な顔せずに、時として、立ち食いを見て微笑んでいる方さえいるのだ。
実に心安らぐ、そんな空間がその場所にはあったのである。札幌に行く大きな楽しみが一つ増えた。
とても歴史のある店と言う事でしたが、時代の大きな流れの中にあっても変わらぬものもあるのは、本当に嬉しく感じる。アメリカよりもヨーロッパ各都市の旧市街が大好きであり、札幌よりも歴史をそのまま感じられる小樽が好きな私は、変えない勇気を応援したくなるのであります。
上の写真は今回の男旅で、緊張感を持たせたく、敢えて二人1室とし、孫頭に人生初のレジストレーションカード記入させたのです。実は昨年の男旅では、孫頭と二人だったので、ツィンの部屋利用した際、彼はホボ徹夜でタブレットのユーチューブを見て、一人笑い転げていたため、私は熟睡できなかったことも二人1室として要因でもあるのでした。
明日は新元号の発表。多分どの放送局も11時頃から特番となるのでしょうね。ニュース速報はどの局が一番早いのかも興味ありますし、11時半、どれ位の方がテレビの前にいるのか、ラジオ番組「君の名は」状態は起きるのか・・