
来月1日に新元号の発表を控え、なにかと「平成最後の」の冠に付くようになりました。平成の甲子園で数々の熱戦をみせてくれた、高校野球の強豪、横浜が一回戦で敗退。婿殿の言葉を借りれば「高校野球を超える筋書きのないドラマと感動をみせてくれるスポーツはない」正に、と思いましたね。
さてさて、写真の我らがコロンボ警部。今、BSプミアムでは毎週土曜日の夕方に、コロンボベスト20を放映しています。昨日は第2位の作品。結末は暗記して伝えられるほどに見てはいても、何度も見たい。とは言ってもコロンボ全作品を持っているが、改めてセットして見るかと言うとそれはない。寅さんもそうだし、何故なんだろうと思った時があり、その時BOSSの言葉を思い出した。例えば、名画と言われるものとか、美術品などは「自分がそれを所有しているんだ」と言う自己満足感だけだそうです。確かに、と合点した。いつでも好きな時に見れる、その満足感なんでしょうね。
満足感、価値観は個々夫々に違って当たり前。十人十色と言いますが、現代社会では1人十色と思っています。1人が一つの物事、形ある物に対しての価値感が違う時代と思っているのです。車のCMで「いつかはクラウン」のコピーがあり、高級車のクラウンのオーナーにいつかはなりたい、と車の好きな方の気持ちをくすぐり、憧れをもたせ続ける。オーナーになった時、身に付ける服、靴、小物なども、所謂クラウンオーナーに相応しい物を、と言う印象を私は感じていたが、今は「いきなりクラウン」好きな車なら、待てない。でも、服、時計、靴には拘りがないのです。でも、ジーンズは拘りビンテージを穿く、など実に個性が前面にでる。
自分の好きなもの、嫌いな物、など自分自身のベスト10、ベスト5、3などを考えてみるのも面白いな、と。で、私最後の晩餐に選ぶベスト1はもう何年も不動の「イカサシ」 笑 活きの良いイカを捌いて生姜で食べる、う~ん、考えただけでゴックンです。