春の選抜高校野球開幕しましたが、ニセコは冬に戻った様な一面の銀世界の朝でした。日中も時折強い降りもありました。今日、ご紹介のこの写真。昭和36年12月に竣工した、待望のニセコ高原第一、第二リフトの完成祝い、と運行開始日の時の写真です。まだまだ滑れる様な状態のゲレンデですが、それでもスキーを履いてリフト搬器に乗車しているスキーヤーの方々です。
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、スキーリフト、ゴンドラ、ロープウェイなどはまとめて「索道事業」と言います。法律の括りは、JR、私鉄と同じ土俵の鉄道事業法。もちろん、その中に索道事業等細かな法律に枝分かれしていきます。監督官庁は、国土交通省運輸局。
その様な事から、私たちはリフト料金と言い、リフト運賃とはあまり言いませんけどね。ニセコ山系のスキー場ではコース外滑走に関し、滑り手側にも色々とルール、マナーを守ってもらえるようにアナウンスしています。
ルール違反などした場合には、ペナルティを課す場合も。このペナルティの根拠が「輸送約款」私たちの日常の暮らしで、列車、バスに乗る、これは「契約行為」を行い利用しています。エッ、契約書なんって署名していないし、そんなの見た事も無い。ですよね、もし、契約書作成なんってことしていたら、ドエライ事になります。そうした事を省略するため「輸送約款」で、運ぶ側、お客様側間での約束を事前に決めた法律として約款を適用している、と言う事です。
ホテル、旅館の宿泊に伴う約束事も同様に、宿泊約款がお客様が予約したその時から適用されます。約款を見ていないから、関係ない、コレは通用しないのです。マッ、相手の事を考え、相手の立場にたって日常を暮らせば、暮らしやすいと思うのですがね。赤囲いは、温泉沢コースの由来となった、山田温泉の建物が写真に写っています。